2008年のお気に入りアルバムベスト10

年末ですね。忘年会ですね。クリスマスです。
というわけで音楽素人の私が2008年に借りた/買った音でお気に入りの物を並べてみました。
2008年の癖に全然今年出たアルバムじゃねーじゃねーかよ、って突っ込みなしです。
ジャンルとかばらばらです。特に順位はつけないです。
備忘録の意味も込めて、簡単にどこが良かったか書いておきます。
聴いたことの無い人がちょっとでも聴いてみよう、と思えるようなコメントを目指してみます。


ちなみに2007年までの私のステータスは以下のような感じ。

基本引きこもりでヲタク
1998-2003年 J-POP乱聴
2000-2005年 BeingGIZAヲタ
2004-2007年 ミュージカル音楽を満遍なく
2006-2008年 洋邦問わず満遍なく(聴こうとしたつもり)
2006年- ぼちぼち打ち込みとかやりだす

ようはミーハーです。


Ben Folds Five

Ben Folds Five

Ben Folds Five Ben Folds Five
今年のフジロック(行かなかった…)にも出てたベンフォールズが
組んでいたバンド、ベンフォールズファイブの1stアルバム。
3人組でベースとドラムとピアノのロック。ギターが居ないロックがあるなんて知らなかったです。
「ギターレスでロックのように熱い音」を探した結果、ここにたどり着きました。
ピアノでロックが出来るんだ、と教えられた一枚。
音が滅茶苦茶詰まっているのに随所繊細さを感じずにはいられないです。
お気に入りはPhilosophy。
歌詞知らないけど死ぬ瞬間ってこういうメロディなんじゃないかなぁと思います。

Borrowed Heaven

Borrowed Heaven

The Corrs Borrowed Heaven
アイルランド出身コアーさんちの兄妹4人編成フォークロックバンド。
ケルト音楽っていう伝統音楽の影響を強く受けているそうですが、音自体は非常にポップ。
音色自体は温かみがあるのに、デジタルで電気的な音が程よくまざっていて気持ちよいです。
お気に入りはSilver Strand。全然飽きがこないです。

Locks

Locks

GARNET CROW Locks
今年もGARNET CROWだけははずせなかった。男女混合4人組バンド。
キーボードとピアノとボーカルとギターで4人。鍵盤ダブル編成ってことで音が鮮やか。
今回結構ギターメインでポップで明るめの曲が多いです。
それでもアレンジャーの古井弘人らしいピロピロとしたデジタルな音がいろんな所にこっそりとちりばめられてます。
ピアノ&シンセがメインの「世界はまわると言うけれど」みたいなのがやっぱり好き。
イントロのピアノの上に乗っかる浮遊感全開のシンセの音。あー好きだ好きです。

GAME(DVD付) 【初回限定盤】

GAME(DVD付) 【初回限定盤】

Perfume GAME
流行にのってみた…そしたら、めっちゃはまってしまいました。
打ち込みだからとか生だからとか、そういうのじゃなくって大事なのは楽しめるかどうかですよね、って気づかされた一枚。
capsule、MEG、鈴木亜美、どれも結構はまったけど
やっぱり中田ヤスタカプロデュースで一番衝撃的だったこの1枚。
お勧めはGAME。このイントロのぶっといベースは反則。


Human After All

Human After All

DAFT PUNK Human After All
えれくとろってなーに?と思っていた矢先、某雑誌で「エレクトロやるならこれだけは聴いとけ!」的な特集を目にしました。
20枚ぐらいエレクトロニカのアルバムを聴いた中で一番はまったのがこれでした。
ポップな音ばっかり聴いてたからボコーダーってもの自体が凄く新鮮でした。
やっぱりHuman after allが好き。

6th Story CD「Moira」(通常盤)

6th Story CD「Moira」(通常盤)

Sound Horizon Moira
同人音楽出身、ストーリー性を持った音楽を作っているサンホラが今年出した作品。
ギター&バイオリンじゃかじゃか女性Vo一本という構成が多かったのに
オーケストラとコーラスな曲が多くてびっくりしました。
一曲の中でこれでもか、これでもかと違う旋律が出てきて、さりげなく同じ旋律が何度か出てくるのが素敵。
今まで以上に舞台的になった気がします。ストーリーまだおっかけきれてないです。
お気に入りは、死と嘆きと風の都。


Rechordings

Rechordings

David Foster Rechording
自分の好きな音って何なのかなぁ…と漠然と乱聴している中で一番しっくりきました。
ピアノ&シンセのインストアルバムです。あったかい。とにかく。
最初聞いたとき、自分の好きな音の基底ベクトルはここだぁ!!!!と感じました。(笑)
そういえばGARNET CROW古井弘人がこの人好きって何かで言ってたような…。
うーん、なんでもっと早く聴かなかったんだ。

OPEN DOOR

OPEN DOOR

evanescence The Open Door
アメリカのゴシックメタルバンド。…らしいけどハードロックな感覚で聴いてます。
毒がありつつ、ポップスばっかり聴いてた自分でも聴きやすい気がします。
重ための音なのに女性ボーカルで随所ピアノのきらきらしてる所がつぼです。
一番好きなのはSnow White Queen。こういうなんか怖いのが出てきそうなの、ぞくぞくします。


Come On Die Young

Come On Die Young

mogwai Come on die young
そんな熱心に聴いたわけではないですけど、孤独に耐え切れなくなったとき聴いてました。
ポストロックってジャンルも知らなかったけどとにかく寂しくって。
一番好きなのはHelps Both Ways。他の曲はタイトルがまだ一致しない…。



こうやって見てみると「さり気無くデジタルで暖かい」のが好き、なのかもしれない、です。
今年は恐ろしいほどミュージカル音楽を聴きませんでした…。
来年はもう少し触れたいです。